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河合 賢治
Patrick Runyan
Nino Perol

私達ITエンジニアが仕事で英語に接する機会は意外に多いと言えます。プログラム言語自体が英語の要素を多分に含んでいることは言うまでもありませんが、英語で書かれた技術文書を読む機会なども多いと思います。

また、最近では金融・通信・その他外資系企業の日本への進出が進展しつつあり、エンドユーザの担当者が外国人であったり、一方、オフショア開発・オンサイト開発を問わず、外国人エンジニアの労働力あるいは先端的知識を活用するといった、経済のグローバル化を背景とした英語でのコミュニケーションスキルの必要性が高まっています。

私共ベルネットでは、バイリンガルのITエンジニアによるシステム開発や・運用サポート・ヘルプデスクなどのサービスを提供させていただいておりますが、私共の業務において日頃どのようにコミュニケーションをしているのかを、今後ケーススタディ等を交えながら6回に渡ってご紹介していきたいと思います。仕事で英語を使わざるを得なくなった英会話初心者エンジニアの一助となれば幸いです。

<短く切って話そう>

例えば英語で、以下のようなプログラムの仕様説明をする場合を考えます。「このボタンが押されたら、データベースから受注データを取得して画面に表示します。」という内容を口頭で伝えたいとします。

英語では、

"When this button is pressed, the program gets the order data from the database and displays it on the screen."

等と表現できますが、英会話の初心者にとっては、長い文章を考えながら話すのはかなり大変だと思います。また否定すべきところでnotなどが抜けてしまったりすると、正反対の内容になってしまいます。それに相手が理解できなかった場合に、どの部分が理解できなかったのかが判断しにくくなります。

そこで長い文は短く切って順番に話し、相手が理解しているかを都度確認するようにします。

自分:"This button is pressed."
自分:(このボタンが押されます。)
相手:"Yeah."
相手:(はい)
自分:"The program gets the order data from the database."
自分:(プログラムはデータベースから受注データを取得します。)
相手:"Yeah."
相手:(ほう)
自分:"And displays it on the screen."
自分:(それを画面に表示します。)
相手:"Yeah."
相手:(なるほど)

といったように、言いたいことを細かく区切れば言い易くなるので、誤りも少なくなります。上記の例では、1つの文の時に比べ、分割した個々の文の関係性がやや曖昧になってしまいますが、相手がエンジニアであれば問題なく理解できます。また図等を描きながら説明を補強すれば、更に伝達の精度が高まります。

<ヒアリングは慣れが必要>

英語のヒアリングは、よく「英語耳」と言われるように、やはり慣れが必要です。IT用語は、会話の内容を理解する上で重要なキーワードになりますが、注意が必要なのは、日本人の発音と異なる単語が多いことです。例えば先程の例にでてきた「ボタン」は、日本人の場合は、「タ」にアクセントがつきますが、英語では「バトゥン」と発音され、「バ」の部分にアクセントがつきます(英語をカタカナで表記すると怒られそうですが)。正しい発音を覚えると、自分が話したときにも相手に伝わりやすくなります。

また英会話の一般的なヒアリングと同様、相手の表情や口の動きなども理解を高めるうえで役立ちます。

日々ITの勉強で忙しいエンジニア諸兄にとって、更に英語を習得するのはとても大変だと思いますが、英語の勉強は目先が変わって結構楽しいものです。是非チャレンジしてみてください。



 
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